世羅な人々 ずっとの人も選んだ人も [interview]世羅な人々 ずっとの人も選んだ人も [interview]

この町の子育て支援は抜群!
自信を持ってお勧めできます。

ぶどう農家

ラピア・ゲータンさん 幸恵さん

Iターン2012年移住

この町の子育て支援は抜群!
自信を持ってお勧めできます。

保育所などで、妊婦さん向け、親子向けの集まりを毎日開催。
何でも相談できるし、ママ友もできるし本当にありがたいです。

ゲータンさん 世羅町に移住して一番良かったことは、子育てがしやすいことです。この豊かな自然環境のなかで子どもたちはのびのび育っています。
幸恵さん そうですね、それに町のサポートがとてもしっかりしているんです。うちは一人目の娘を授かった当時、まだ移住して間も無く、正直慣れない土地で迎える初出産に不安でいっぱいでした。だけどこの町では役場の子育て支援課が主体となって、保育所などの施設で「妊婦さん向け」「親子向け」の集まりを開いてくれるし、認定こども園の施設では「子育て広場」が週に1度や2度じゃなくて、毎日。何でも相談できるし、ママ友もできるし本当にありがたいです。

まったくの農業未経験者だった私たちを
快く迎え入れてくれたのが世羅町でした。

ゲータンさん もともと世羅町との出会いは一粒のピオーネがきっかけでした。2011年当時、カナダから来日し広島市内に住んでいた私は、たまたま口にしたピオーネのおいしさに感動! 「こんなおいしいぶどうを、私も作れるようになりたい!」とぶどう農家になることを決意したんです。
幸恵さん ちょうど結婚に向け新しい生活の準備を進めていた時でした。私も彼の思いに賛同し、すぐさま近隣の市町村に新規就農者の受け入れについて問い合せました。だけど私たちのように全くの未経験者となるとなかなか難しくて。そんな中、唯一快く迎え入れてくれたのがこの町だったんです。
ゲータンさん 町内には「プロ農家の育成」をコンセプトにきっちりとした農業研修制度があり、ぶどうの栽培方法から運営面での経理知識まで、1年半かけてみっちり学ぶことができました。
幸恵さん おかげでぶどう農家を経営するための知識と技術、そして人脈ができ、世羅町に少しずつ馴染んでいくことができました。

夫婦二人でのぶどう作り。やりがいがあり、
精神的なストレスもほぼありません。

ゲータンさん ぶどう作りは自然を相手にする難しい仕事ですが、その一方で、自分たちで工夫し頑張ればその分成果がかえってきますから非常にやりがいのある仕事です。
幸恵さん それに主人と二人、夫婦で同じ目標に向かって働けることは嬉しいですね。わずらわしい人間関係もなく、精神的なストレスもほぼありません。
ゲータンさん そうです、夫婦二人だと時間の調整もつきやすいので、子どもたちとの時間も大切にできます。世間一般的には、朝早く家を出て夜遅くまで働き「子どもの寝顔しか見られない」というお父さんもいるようですが、農家の場合、子どもの成長をずっとそばで見守れることは大きなメリットですね。

今後もこの町で子どもたちが元気に成長してくれることが、
私たち夫婦の一番の楽しみです。

ゲータンさん 気づけば移住して5年目、ここで生まれた娘も健やかに成長して4歳になりました。そして2016年には、下に男の子が生まれ我が家は4人家族に。町のバックアップもあり安心して子育てができます。
幸恵さん はい、子育てのしやすさについては私も自信を持ってお勧めできます。今後もこの町で子どもたちが元気に成長してくれることが、私たち夫婦の一番の楽しみです。

ぶどう農家

ラピア・ゲータンさん 幸恵さん

Iターン2012年移住
- プロフィール -
2008年、来日中の観光客と英語のボランティアガイドとして出合う。その後、3年間の遠距離恋愛を経てゴールイン。2012年に世羅町に移住し、2人の子どもを出産。現在は夫婦2人で力を合わせながらぶどうづくりに奮闘中!